メニューが「豚まん」しかないのに40年も愛され続けている店に行ってみた! 夕方には売り切れるのも納得の優しい味 / 別府市「幸崎」

ロケットニュース24

2017年08月13日 10時00分

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競争の激しい飲食業界において、数十年も変わらずにいることは難しい。なぜなら、消費者は超がつくほどシビア。わずかな価格差や味の違いにも敏感で、少しでも気に入らないことがあると通わなくなってしまうからだ。だからこそ、店は時代の流れについていけるようアレコレと変化を求められる。

しかし、ひとつのことを長年やっていくのは不可能かといえばそうではない。現に大分県の別府市には、豚まん一筋で40年もやってきたお店があるのだ。「豚まんで!?」と思う人もいるかもだが、実際に食べてみたらそれも納得の味だった。

・大分の豚まん

大分県内に3店舗を構える店の名前は「ぶたまんの店 幸崎」。そのうち、別府市の中心にある北浜店を訪れた。なんでも地元では、隣接する居酒屋の二十八萬石総本店にちなんでか「ニッパチの豚まん」の愛称で親しまれているらしい。

それはさておき、事前に店を調べたところ、営業時間は10時から18時で売り切れたら閉店するとのこと。そうは言っても、売り切れて閉店するところはなかなか見ないものである。とりあえず、閉店2時間前の16時ならまだ売っているだろうという軽い気持ちで覗いてみることにした。すると……!

・夕方前は売り切れていた

この考えが甘かった。ドアには「本日は売り切れました」の張り紙が貼ってあり、まさかの売り切れ。まさかの閉店ガラガラである。だが、40年豚まん一筋で売り切れになるとは逆に期待できるというもの。幸い、その日は別府に滞在だったので日を改めることにした。

そして次の日の昼に訪れると、閉店することなく営業中! 店の小窓から店員さんが対応してくれ、すぐさま豚まんを渡してくれた。価格は1個100円(税抜)と安いが、これでも値上げをしたらしい。

手に取った豚まんは、コンビニなどのものに比べると少しばかり小さめ。一口サイズとまではいかないが、男性ならペロリと5個くらいはいけそうだ。まずはモチモチとした豚まんをパカッと割ってみたところ、野菜が多めに入っている具がコンニチハ。すでにウマそうである。

・優しい味

続いて40年も紡いできた歴史を噛み締めながら食べると、あぁ……優しい味でこれはウマい。決してほっぺたが落ちるほどウマいという訳ではないのだが、そつなくウマい。言うなれば、誰が食べても満足できるような味で、老若男女から親しまれているのも想像できてしまうようだった。

また、同店の豚まんはすべて手作りで無添加とのこと。そういった些細なところでプロの仕事ぶりが光っており、それが多くの人から受け入れられているのだろう。同店の豚まんは、小腹が空いた時やおやつにしてもよし。冬の温泉帰りでホフホフしながら食べるのなんてどう考えても最高だ。

・酢醤油で食べるのがオススメ

ちなみにお店のホームページによると、豚まんを酢醤油につけて食べるのがオススメとのこと。えっ……と思う人もいるかもだが、九州では当たり前なので騙されたと思って食べてみて欲しい。きっと新たな味に巡り会えるはずだ。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 ぶたまんの店 幸崎(別府北浜店) 住所 大分県別府市元町4−11 二十八万石ビル1階 時間 10:00〜18:00(売り切れ次第終了) 休日 水曜日

Report:原田たかし Photo:RocketNews24.

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