「テレビは安易で嘘が多すぎる」ヒロシさんが暴露した “テレビの嘘” はなぜ起きたのか? 元テレビマンに裏側を聞いてみた

ロケットニュース24

2019年05月28日 03時02分

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芸人にしてキャンプYouTuberとしてもブレイクしているヒロシさんのツイートが話題になっている。某番組からオファーを受けた際、「一発屋の内容ではない」と言われたにもかかわらず、予告では「あの一発屋が大儲け」という見出しがついていたのだとか。

これに対し「ガッカリだわ。全てではないが、テレビは安易で嘘が多すぎる。レベルが低すぎるわ」と心境を吐露したヒロシさん。なぜこのようなことが起きてしまったのか? 元テレビマンに裏側を聞いてみた

・15年テレビ制作を行っていた人物の意見

今回話を伺ったのは、テレビ制作会社に15年勤めていた元テレビ関係者の40代男性・Kさん。こういったことはよくあることなんでしょうか?

Kさん「レアケースではありますが……ないとは言えないですね

──なぜ騙す必要があるんでしょうか?

Kさん「ひょっとしたら、テレビ側は騙したという意識はないかもしれません。順を追って説明すると、テレビ制作には、映像の演出を作るAD、ディレクター、お金やキャストなどを管理するAPやプロデューサー、番組を総合的にまとめる総合演出など、多くの人がかかわっています。

そして、タレントに番組出演を依頼するのはキャスティングを担当するAPまたはプロデューサーが多いです」

──打ち合わせなどはキャスティングの際に行われるんですか?

Kさん「キャスティング時に、番組企画や役回りなどの内容を説明をするのですが、タレント側からNGなどの条件を出されることも度々あります。ヒロシさんはおそらくこのときに『一発屋だと言うのは避けてくれ』的なことを相談したと思われます」

──出演者からそういう話が出た場合、どのような対応を行うんでしょうか?

Kさん「普通は、出演者の希望に沿う形で番組の内容を変えます

──それだと今回のような件は起きないですね。

・行き違いが起こる背景

Kさん「先ほども言いましたが、テレビ制作には多くの人がかかわっていて、下請けの会社が動画を制作した後、いろんなチェックが入ってオンエアーとなります。そのチェックの途中のダメ出しや意見などによって、動画の内容が総入れ替えになることは珍しくありません。

特に、一番影響力のある『放送局のプロデューサー』や『総合演出』などの意見は鶴のひと声。ひと言で全部ひっくり返ります。もし、その人たちが『こっちの方が面白いじゃん!』って言ったら、内容もそうなってしまいます」

──そういった人たちが何か言った場合、出演者の希望に沿わない内容になる可能性もあるということですか?

Kさん「全体に出演者の希望が伝わっていれば、そういう意見は基本的には出ません。今後の出演にかかわってくるからです。

ただ、私の経験上、大物以外の芸人さんは甘く見られる傾向にあるので……制作側でのコミュニケーション不足もあったのかもしれません。ちなみに、ジャニーズの場合は、オンエアー前に事務所チェックも入っていました

──Kさんがかかわった仕事でこういったことが起きた経験はありますか?

Kさん「ないですね。なのでレアケースだと思います」

──ありがとうございました! 責任の所在があいまいなところは、オンエアーまでに膨大な人がかかわるテレビ業界ならではの意見と言えるかもしれない。なお、Kさんいわく「出演者を守る」という意識は強いとのこと。

出演した当人が番組を批判する事態となっている本件。特にヒロシさんは影響力のある人物のため、投稿されて半日で3万7000リツイートを超え拡散中だ。

Report:中澤星児 Photo:Rocketnews24.

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